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かもめ食堂
監督:荻上直子
出演者:小林聡美、 もたいまさこ、 片桐はいり、 ヤルッコ・ニエミ
収録時間:102分
レンタル開始日:2006-09-27

Story
人気作家・群ようこの原作を、『バーバー吉野』の荻上直子監督が小林聡美主演により映画化。フィンランドのヘルシンキで「かもめ食堂」を経営する日本人・サチエの前に、ある日ミドリとマサコが現われ、店を手伝い始める。 (詳細はこちら


いい映画を観た後は、なにやらすとんと憑き物が落ちたような爽やかな脱力感を感じる。
久々にエンドロールを眺めながら素直に脱力した。
そして、いい映画を観た後は、感想がなかなか纏まらない。
ただひとこと「なんだか、よかったなぁ」と・・・。

全編に漂う透明な空気感はそれがただ舞台がフィンランドというお国柄というだけではない。
恐らくならばひとつのテーマであるであろう「自分らしさに素直に生きる」が静かにしかし力強く語られているからであろう。

主演、小林聡美はなんともいえない上質な気品を感じさせるが、助演の片桐はいりやもたいまさこのともすれば棘のように突き出しそうな個性も全く嫌味を感じない存在感であり、それは見事な纏まりかたで、役者としての実力というのはかようなものであるのかと改めて実感したしだいである。

新しい出会いは確かに人生というドラマを紡ぎ、ささやかな希望や未来を生み出す糧となる。
誰も近寄らなかった小さなレストランはいづれ満席になり、そこに集う人々の心をもみたした。
そう、一人一人は常に独りかもしれないが、人はけっして独りでは生きていけないのである。

いい映画を観た後は、なにやらすとんと憑き物が落ちたような爽やかな脱力感を感じる。
それはきっと「幻のコーヒー」を飲んだときや思い出せなかった「ガッチャマンの歌」を覚えている人に出会ったときに感じるような感覚なのである。


評価:
Amazonランキング: 250位
| 邦画 ドラマ | 17:40 | comments(0) | trackbacks(0) |
ナチュラル・ウーマン
監督:佐々木浩久
出演者:嶋村かおり、 緒川たまき、 中島ひろ子、 山本美雪、 石橋凌
収録時間:83分
レンタル開始日:2004-08-06

Story
松浦理英子原作、同性愛を越える女性同士の究極の愛と性を大胆かつ官能的に描いた衝撃のラブストーリー。漫画同人誌サークルで出合った容子と花世。集会のたびに厳しい言葉で互いの作品を批評し合うふたりは、やがて友情以上の感情を芽生えさせ…。 (詳細はこちら


「集団左遷」でもかなり濃厚な濡れ場を見せてはくれましたが、無機質な女性をやらせたら今はこの人しかいないという緒川たまきの大胆なフルヌードをご堪能ください。

でもま、設定が実に現実離れしていて、おいらどうもついていけませんでしたわ・・。

あと一点、編集者の役で出演の本田博太郎の演技は、もう本当に彼らしくてお好きな方は一見の価値はあり!

| 邦画 ドラマ | 23:26 | comments(0) | trackbacks(0) |
ドラッグストア・ガール デラックス版
監督:本木克英
出演者:田中麗奈、 柄本明、 三宅裕司、 伊武雅刀
収録時間:105分
レンタル開始日:2004-08-25

Story
宮藤官九郎脚本、田中麗奈主演によるコメディ。失恋した女子大生・恵子は、ふらりと訪れた街のドラッグストアでなりゆきからバイトをすることに。恵子にひと目惚れした街の中年たちは、彼女がラクロス選手ということから、急にラクロスに熱を入れ出す。 (詳細はこちら

クドカンの作品はどれも「ナニやらワル〜い薬」をやってるのではないのかと思われるほど無意味にハイテンションである。
この作品もやっぱりそうだった。

それがいやだというのではなく、立ったら最後までそのテンションを保っていて欲しかったのである。
終盤、どうも消化不良ぎみな収束のさせ方で居心地が悪い。

でも、あえて腐すとすればそれくらいである。
あとはキャラクターを思い切り立たせる豪華なキャスティング、展開、馬鹿馬鹿しいギャグコメディとしては充分に楽しめました。

なんつったって、田中麗奈・・本当にかわいいねぇ・・・。
特典のロングインタビューもお楽しみいただけます。

| 邦画 ドラマ | 23:04 | comments(0) | trackbacks(0) |
ウィンズ・オブ・ゴッド
監督:奈良橋陽子
出演者:今井雅之、 山口粧太、 菊池孝典、 新井つねひろ、 大森嘉之
収録時間:97分
レンタル開始日:2005-08-26

Story
今井雅之が原作、脚本、主演を務め、海外でも高い評価を得た舞台劇を映画化した戦争ドラマ。漫才コンビの田代と金太は交通事故で昭和20年の夏にタイムスリップ。終戦間際の特攻基地に辿り着いた彼らは、いつしか特攻隊員たちとの間に友情を育んでいく。 (詳細はこちら

タイムスリップによって戦時下に置かれた現代感覚の若者二人が何様々な事を感じ、そしてそれぞれが微妙に変わってゆく。
これはただの青春群像ではない。

今や日本を代表する個性的俳優・今井雅之の代表的な舞台劇の映画化作品である。
舞台劇のほうは何度も今井によってリメイクされ、オフブロードウェイでも絶賛を博した。
陸自出身という特異な略歴から、ともすれば誤解を受けやすいかもしれない今井がこのテーマを通じて語りたかったものを是非受け止めていただきたい。

戦争とは何なのか。
守るべきものとは一体何か。
愛国心とはどういうことなのか。
イデオロギーや偏見を捨てて素直な感覚で観ていただきたい。
そして、何かを感じ、何かを考えていただけたらと思う。

もはや今の二十代ではこのあたりの理解能力が欠如してしまっているかもしれないが、是非多くの人と一緒に観て、それぞれが感じたことを語り合う機会を持っていただけたらと切に思う。

| 邦画 ドラマ | 23:34 | comments(0) | trackbacks(1) |
江戸川乱歩猟奇館 屋根裏の散歩者
先に実相寺版を見たせいか、今ひとつ物足りなさを感じてしまった。
が、決して悪くは無い。
タイトルの「屋根裏--」より「人間椅子」のテイストが強すぎるのは、やはり女優・宮下順子があまりにも存在感強く映るからであろう。
派手な絡みのシーンがきわめて少ないなか、あの妖艶で淫靡な雰囲気は中々お目にかかれない。
確かに若干の古さは否めないが、とても30年前の作品とは思えない出来の良さである。
| 邦画 ドラマ | 23:18 | comments(0) | trackbacks(0) |
屋根裏の散歩者〈完全版〉
監督:実相寺昭雄
出演者:三上博史、 宮崎ますみ、 加賀恵子、 六平直政
収録時間:77分
レンタル開始日:2005-02-25

Story
江戸川乱歩原作、実相寺昭雄監督によるサスペンスエロスの成人指定版がニューマスター仕様でDVD化。舞台は東京のうらぶれた下宿館。屋根裏を徘徊し、住人たちの淫らな私生活を覗き見していた青年が、次第に恐ろしい犯罪に手を染めていく。R-18作品。 (詳細はこちら

何かにつけ映像化が難しいと言われる乱歩物の中で、比較的表現しやすい作品であろう。
しかし、実相寺の手にかかると、ともすればありきたりな展開、変哲の無いアングルになりがちなストーリーを原作のテイストをきちんと残して我々に伝えてくれる。
・・・やっぱり上手い。流石である。

上手いといえば主演の三上もさることながら、嶋田久作の明智は今まで作られた明智とはまた違った雰囲気があってなかなか良かった。
どうしても二枚目ですかした感じの印象が強い名探偵明智小五郎である。何となく嫌味な奴と言うイメージを持っていたが、嶋田明知は冷静で聡明で嫌味が無い。
このままの感じで少年探偵団シリーズを撮って欲しかった。
また、宮崎ますみがぶっとんでごろごろ壊れていく様子はなかなか鬼気迫るものがあり、凄い存在感を感じさせた。

一つ気に入らないものがあるとすれば、時々入る「ぼかし」・・・。
もういいんぢゃないのって、その度に何となく白けます。

| 邦画 ドラマ | 23:13 | comments(0) | trackbacks(0) |
欲望
きれいな映画だった。
全編に漂う透明感、澱みの無い展開、そして何よりも台詞がきれいだった。
逆にリアリティの無い言葉遣いに感じられるかもしれないが、しっかりした日本語は質の良い純文学を読んでいるようだった。

小さな偶然にて引き寄せられた3人の仲良し同級生。その後の交流を軸に人間の脆さや危うさの内在性をしっかりとしたタッチで見せてくれる。
決して軽くは無い。しかし気づかぬうちにのめり込んでしまうほどの力強さをもつ作品である。
男は男なりに、女は女なりに、其々の登場人物にすとんと感情移入できるのではないだろうか。

類子役の板谷由夏の体当たりの演技もさることながら、高岡早紀の微妙な壊れかけ加減の芝居にはため息すら出た。
津川雅彦、筒井康隆、内田春菊等、豪華な脇役も大勢出ているが、秀逸なのは吉田日出子だった。
ほんの2〜3シーンしか登場しないが、その存在感は「凄い」。

ラストシーンは「?」と感じられる方もおられるかもしれないが、エピローグで少しは救われるかもしれない。
とまれ、激しい欲望は止めることも消すことも出来ない。

評価:
板谷由夏,小池真理子,篠原哲雄,村上淳,高岡早紀,津川雅彦,大森南朋,利重剛,大森寿美男,川崎いづみ
Amazonランキング: 972位
| 邦画 ドラマ | 16:38 | comments(0) | - |
アインシュタインガール
監督:及川中
出演者:岩佐真悠子、 小松愛、 福士誠治、 秋山莉奈
収録時間:82分
レンタル開始日:2005-12-22

Story
人気アイドル・岩佐真悠子主演による感動ファンタジー。ある日、女子高生の薫は母を交通事故で失った日に見かけた少女と再び顔を合わせる。そして親友・ヤマと環状鉄道で学校に向かっていた薫は、突然母の事故の2日前にタイムスリップしてしまう。 (詳細はこちら

別に無理からに相対性理論を引き合いに出さなくてもストーリーは成立しましたね。
ありがちなタイムスリップものなので、この手がお好きな方には飽き飽きするようなシチュエーションの連続です。
相対性理論説明しても女子高生にすんなりと理解できるわけ無いだろうし、あんなカットが全体をだるだるにしているように思われてならないですね。
要はタイムとラベルのような次元トラベルですな。
もう少しテンポよく進めばなぁ・・・という率直な感想で、本編は暇つぶし程度の評価と言わざるをえないところです。

・・・で、「良かった」と思ったのは、本編でなく特典映像です。
メイキングで見せる岩佐真悠子の表情がとても素敵です。
本編ではいちいち下品な表情に見えて仕方なかったんですが、メイキングの自然な感じはとてもいい。
それよりももっと良かったのは、舞台挨拶での共演の小松愛!
本編では五月蝿くて耳障りで仕方なかった彼女でしたが、しっかりした物腰、岩佐真悠子に負けていないオーラを感じましたよ。
きっといい女優になると思いますね。
・・・てことはあれか・・・、この映画、演出があかんかったということか・・そうか・・(納得)。


| 邦画 ドラマ | 17:04 | comments(0) | - |
女はバス停で服を着替えた
監督:小沼勝
出演者:戸田菜穂、 遠藤憲一、 中村麻美、 安村和之
レンタル開始日:2003-11-14

Story
戸田菜穂の映画初主演作となる官能ドラマ。故郷の北海道・鹿追町に戻ってきた充は、事故死した弟の夢であった蕎麦屋を開く。そこに、死んだ弟の妻であり、充のかつてのサルサダンスのパートナーだった瑞枝が訪れる。久々の再会に2人の心は燃え上がるが…。 (詳細はこちら

誰が言ったのかは記憶していないが、宮本輝原作で斉藤由貴主演の「優駿」という映画の評で「北海道の大自然を背景にして、その土地の空気と風習を舞台にするとそれだけでドラマになる」というのがあった。
偉大で広大な風景に負けてしまわないような人間ドラマをいかに形作るかってとこが作り手の腕が問われるということなんだろう。
なるほどな〜と感心したのを覚えている。

昨今この類の映画の作り方は特に邦画においても確かに少なくなってきている。
何億という大量の予算を使い、豪華な役者を使い、奇天烈な展開と無理繰りな辻褄合わせしてわざとらしいドラマを演出する。
しかし、そうやって興業的に売れた映画イコールいい映画とはいえない。
翻って、本作は実に地味である・・・地味ではあるが・・。
およそ低予算で地元の協力を得ながら、都会と田舎の意識、兄弟や家族との絆、男と女の業、自分らしく生きることの重さやその意味の持ち方を素直に著したということにおいて、私的な評価はかなり高い。

間違いなく官能とかエロティックという類ではない。扇情的なタイトルに騙されてつられて観たら後悔するかもしれない。
あえてというのならば、自ら男の手をセーターの下の乳房に誘い、任せるままに静かに欲情しはじめる戸田菜穂の短いカットに見せるその表情は、このシーンだけでも濡れ場をメインに構成された下手なAVよりはるかにエロティックである。
結婚式でのドンチャン騒ぎやへたくそなダンスはひとつの余興であり、素人レベルのリアリティという程度、あるいは製作協力に対する地元の方々へのリップサービスとしてみておけばいいだろう。
そういう意味ではだから完成度100点満点ではないということもなるのだが・・・。
でも、そんなことはほんの小さなファクターに過ぎない。

男は男、女は女、生きるために背負うものは心の傷だけではない。

大人の映画を久々に観た。

| 邦画 ドラマ | 23:21 | comments(0) | - |
女眞珠王の復讐
監督:志村敏夫
出演者:宇津井健、 前田通子、 丹波哲郎、 三ツ矢歌子
レンタル開始日:2005-08-24

Story
汚名を着せられた男の無実を証明するため恋人の女性が巨万の財宝を賭けて復讐をするエロティックサスペンス。夏岐は会社の上司の陰謀で南海の孤島に流され、恋人も横領容疑で逮捕されてしまう。この作品が初主演となった前田通子の全裸シーンも見所。 (詳細はこちら

作られたのは昭和で言うと31年です。はっきり言って生まれる前の作品です。
なのになんでこんなに面白いと思ってしまったのだろう・・・。 すげーぜ!新東宝!

確かに、そう確かに古い感じは否めません。
でも、面白かったです。ホントです。
登場する役者は今ではもう亡くなった方のほうが多い名優ぞろいで、その演技は時代を感じます。
丹波哲郎ご存知の雰囲気まんまです♪。
天地茂、宇津井建、お二人ともお若いっ!かっこいいです。
三ツ矢歌子、めちゃくちゃ可愛いです。
主演の前田通子は見事というほどグラマーで、当時の映画としては考えられないくらい扇情的だったと思われます。よく見るとちらりとトップが見えたりしてます。

ストーリーは、所謂モンテクリスト伯(巌窟王)的な復讐ものです。
勿論映画ですから常識的に考えると「ありえないだろ」的な展開になってますが、素直に楽しめるっつうのは歳のせいでしょうかねぇ・・。

「私は不正を憎みます。悪の栄える世の中を許しません」
見事な見栄切りの台詞ですね。
そして、最後は「ちゅ〜」で締めますよ。ハッピ〜万歳!
| 邦画 ドラマ | 22:52 | comments(0) | - |
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